みなさんはPCを買うとき、Macを選択肢に入れることはあるでしょうか。
おそらく大半の方は、「Windowsの方が慣れているし…」「高そうだし…」という理由で敬遠していると思います。
何て勿体無い…実際はそんな不安は杞憂です。
僕はかれこれ5年以上Macをプライベートでのメイン機種として使っていますが、ほとんど不満を感じたことがありません。
そこで今日はプライベートPC購入時、Macを候補に入れてもらえるよう、Macを使うメリットを書き殴っていきたいと思います。
目次
Macを使うメリット
①スマホに近い操作感と完成されたハード
結構大半の人が知らないとは思いますが、iPhoneのOSであるiOSの設計思想の元はmacOSなんです。
なので、おそらくiPhoneユーザーであれば割と簡単にMacに馴染むことができると思います。iPhoneユーザーでなくても、Windowsに触れたことのある方ならシンプルな構成だなー、と感じるはず。また、デフォルトで予測変換が付いていたりと細かいところで小気味いい作りになっています。
また、ハード面も完成度が非常に高いです。
最近はソフト面も充実してきているAppleですが、元々ハードウェアメーカーですし、いわゆるGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)の中でも、最も物理的な製品に力を入れている企業なんです。
なんと言っても語り尽くされたデザインの良さ。
打鍵感の気持ちいいキーボード。
使いやすいを超えてもはや楽しいトラックパッド。
綺麗な液晶にクリアなサウンド。
もう、買わない理由ないですよね(え
②健康寿命が長い
これもあんまり語られてませんが…Macは一般に寿命が長いです。
実は、2016年に、Macの寿命は4年程度と公式で言われていました。
ただ、これはおそらく少なめに見積もって回答しているのではないかと思ってます。
僕が使っているMacBook Pro(Early2015)はかれこれ6年目になりますが、未だに現役で動いてくれています。
もちろん、ただ動くだけであればWindowsのPCも同じでしょうが、Macの場合、動作感もキビキビとしたままでストレスを感じることがほとんどありません。
僕の知り合いには、最近まで2013年モデルのMacBook Proを使っていたと言う猛者もいました。
この辺りは、数年に一回OSのメジャーアップデートがあるたびに一部で悲鳴が上がるWindowsPCとは違うところかなと思います。
ライトに使う人にも割とオススメしたい理由の一つです。
③相対的に安い
これは直近で発売されたMacに限った話ですが…実は今のMacはかなりコスパの良い選択肢になっています。
何を言ってるんだと、Macは高いに決まっているだろ、と思う人もいるとは思います。実際その通りで、あくまでこれは相対的な話です。
今Macの端末を買う場合、最低価格はMacBook Airの115,280円(※)なのですが、同じ性能のWindows PCと比較すると、この価格はむしろ安いのです。
(※税込価格。なお、一応、Mac miniだと10万円を切る価格のモデルもありますが、キーボードやモニターを別で買う必要があるので最低価格モデルには定義しませんでした)
その秘密はPCを動かすCPUで、これまでIntel社製のものを使っていたところ、昨年新たに自社設計のものに変更したことで価格をそのままに性能を引き上げたんです。そのCPUの性能は最高クラスのCore i9シリーズに匹敵するほどで、世に出回っている大抵のPCが負けてしまいます。その上で10万円台前半で買える、ということを考えると、安いものではないでしょうか。
ただし…
褒めすぎて信者みたいになったので、一応何点か注意点を挙げておきます。これらに引っかかる人は購入前に一呼吸置いた方がいいかもしれないです。
①Officeはやや使いづらい(ブラウザ版もmacOS版も)
macOS版のMicrosoft Officeはショートカットや、コマンドに微妙に違いがあり、Windowsの操作感に慣れ親しんだ人には結構違和感があります。だったら無料だし、ブラウザ版使えばいいのでは?となりますが、僕個人の見解ではブラウザ版はソシャゲの無課金版みたいなもので、出来なくはないんですが確実にデスクトップ版アプリの方が使いやすいのであまりオススメしません。なので、結構普段からMicrosoft Office系のソフトを自分のPCでも多用するよ、と言う人は向いてないかも。まあ、正直あまりいないのではとは思いますし、Microsoft Officeにこだわりがなければ、Macに標準搭載されているソフト(Pages、Numbers、Keynote)を使えば事足りるとは思います。
②PCゲームは非対応のものが多い
Macでは、ほとんどのPCブラウザゲーとは別れを告げなければなりません。
多くのゲームがmacOSに対応していないのです。ゲーム会社としてはWindows版だけ出していた方が負担が少ないですからね、仕方ないと言えば仕方なし。
近年だとウマ娘が出来ないのは割と辛いかもです。まあ、PCゲームなんてやらないよ、という人なら関係ありません。
③タッチパネル非対応
地味ですが人によって刺さりそうなのはこの点。
OSから対応していないのでどうしようもないんですが、ここだけは明確にWindowsの方が優れているんですよね…。しかもiPadとの兼ね合いからか、Appleにも対応するそぶりはなし。
ここばっかりは明確に代替案もないので、素直にトラックパッドの快適さに浸ってください、としか言えません。
やっぱり初期費用としては高い
メリットのところでも触れましたが、公式価格は最安で115,280円(税込)からなので初期費用としては高めです。ただし、同程度のCPU性能のWindows PCを買おうとすると、安めのモデルでも15万円くらいは超えてきます。また、他のスペックを見ても国産のPCと比較すればそこまで高くないはずです。(ここはむしろ国内メーカーのPC価格がやたら高いという問題がありますが)
デメリットさえクリアできれば最高のPC体験が約束される
メリット3つに対してデメリット4つ挙げているのでデメリットの方が大きいと思われるかもしれませんが、逆にこれらのデメリットさえクリアできればいいんです。そういった人は、書いたメリット以上に言葉にできないほど最高のPC体験ができるはず。買って後悔することもまずないでしょう。
いかがでしょうか。
PCを買う際はぜひMacも選択肢に入れてみてください!
ではまた。
IT業界からコンサルに飛んだよくある社畜。
できるだけ人生を楽に生きるためにライフハックオタク化した。