・・・え?
なんと、あのBALMUDA Phoneがグッドデザイン賞を受賞したそうです。
グッドな・・・デザイン・・・?何言ってるの?
正直時空が歪んだのかと思いました。
そこで今日は、そもそもBALMUDA Phoneのおさらいをしながら、グッドデザイン賞とは何か、と言ったことについて深堀りしていきたいと思います。
目次
そもそもBALMUDA Phoneとは
BALMUDA Phoneとは、その名の通りBALMUDAが発表したスマートフォンです。
- 価格の割に低スペック
- 見た目重視で実用性のないデザイン
- むしろ見た目すらも過去のスマホを想起させる古いデザイン(AppleやHTCのパクリに見える)
といった点を中心に発売直後から各方面で叩かれ続け、挙句技適の認証で発売停止の騒ぎになるというおまけ付き。
同社の株価にも大きな影響を与えた製品でした。
私もちょっとだけ批判的に書きました。(個人的にはエールのつもりでしたが・・・)
グッドデザイン賞とは
配りすぎ
よく聞くけどあまり知らないのがこちら。
名前の通りイケてるデザインのプロダクトを表彰するのかと思いきや、
今年の概要としてこんな内容が公式ホームページに載っていました。
今年度のグッドデザイン賞は、分野や領域を超えて⼈々の「意志」を互いに交わして、影響を与え合うことで新たな可能性を⾒出していく「交意と交響」をテーマに掲げて4⽉から応募を受け付けました。5,715件の審査対象の中から、国内外のデザイナーや建築家、専⾨家など、各分野の⼀線で活躍する97名の審査委員による厳正な⼀次・⼆次審査を経て、1,560件の受賞が決定しました。
さらに、⻑年にわたって⼈々から⽀持され続けている商品などのデザインに贈られる「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」受賞21件も決定しました。
いや、審査対象も受賞も多すぎ・・・
モンドセレクションみたいなやつだったのこれ・・・
ただ、気になったのはテーマを設定しているところ。「交意と交響」か・・・
「交意」:京セラとBALMUDAの共作(意志を交わせていたのかは不明)
「交響」:世間が持つBALMUDAのイメージに良くも悪くも影響
という意味では受賞に値するのかも。
ん、というか・・・応募?
まさかの自薦
気になって選考プロセスを見てみると
自分でエントリーするんかい!
そりゃ審査数も多くなるわ!
まあ、基本的にはきちんと選ばれるんでしょうけど・・・なんか思っていたのと違う・・・。
ちなみに一次審査・二次審査には審査料もかかるそうです。
お金の力か・・・と邪推してしまいますね。
もしかして次がある?
ただ、ここにきてこんな賞を受賞するということは、
BALMUDA側もまだ次を作る気力があるということなのかもしれません。
国内メーカーにそういう気概があること自体はいいことです。
もう一度BALMUDAに期待して待ってみましょう。
ではまた(^^)/~~~
IT業界からコンサルに飛んだよくある社畜。
できるだけ人生を楽に生きるためにライフハックオタク化した。