みなさんこんにちは。
すでに発表されてから1ヶ月近く経ってますが、MacBook Pro(14インチ・16インチ)、もしかしてもう買いました?
私はこの数週間考えに考え抜いた結果、「今のMacBook Proからの買い替えは見送る」という判断に至りました。
今日はその理由について話していきたいと思います。
目次
新要素のおさらい
もう散々擦られたとは思いますが、ざっくり新要素について解説するとこんな感じ。
・チップが更に進化+2段階(Pro、Max)に
・画面サイズも14インチと16インチの2モデル
・ストレージが高速化
・ミニLEDディスプレイになりさらに綺麗な画面に
・リフレッシュレート(画面の書き換え速度)が進化
・スピーカーが6基になり、DolbyAtmos・空間オーディオに対応
・マイクとカメラが進化してビデオ通話が快適に
・インターフェースが一部復活
・ついにTouch Bar廃止。そしてノッチの登場
この進化内容で価格が約24万〜、というのは正直コスパお化けとしか言いようがない(そもそも絶対的な価格としては高いですが、あくまで性能を考慮した相対的な価格としてという意味で)。
でも、今回は買いません。
買い替えを見送った理由
細かい話は色々あるのですが、大きいのはこの三つ。
まだ…動くぞ…
割と一番大きい理由がこれ。MacBook寿命長すぎ。
私のMacBook Proは2015年のモデル。約18万円で買った吊るしのモデルです。
ストレージは256GBなので若干キツめですが、CPU(Intel Core i5)とメモリ(8GB)は当時としてはまあまあなもので、今も軽快に動作してくれます。
しかも新OSにも対応してくれたんですよね(使えない機能は山ほどありますが)。
元Windowsユーザーの感覚だと、稼働6年たつPCなんてスペック的にもサポート的にも瀕死になっているイメージなのですが、こんなものなのですかね(使用頻度の問題もありますが)。
ちなみに私の主な使い道は調べ物、データ管理、ブログ、(遊び程度の)コーディングくらいです。
え?それならAirでいいんじゃないかって?
そこはProがいいんですよ(ワガママ)
だってファンがついてないモデルはいまいち信用できないんだもん・・・。
バッテリー弱くない?
二つ目の理由はバッテリー。
今回発表されたモデルのうち、14インチモデルについては公式サイトで最大11時間のワイヤレスインターネット、というデータが公表されています。
なんと、これは私の持っている2015年モデルの公称値と1時間しか変わりません(2015年モデルは10時間)。
ちょっと衝撃を受けました。だって13インチのM1モデルの公称値は17時間ですよ?
画面のリフレッシュレート(書き換え速度)が最大120Hzに上がってバッテリー消費が激しくなった、というのは確かにわかりますが、それでも下位レベルと比較して約3割減はかなり大きいです。
ただし、一応補足しておくとこの公称値は少し疑わしい部分もあります。
今回CPUが2モデルあり、またメモリのスペックなども含めて選択の幅がかなり広くなっています。
なのでもしかしたら「最大構成のモデル(M1Max)の値を公称値にしているだけで、最小構成のモデル(M1Pro)なら逆にバッテリー持ちはもう少しいいんじゃないか」と勘繰っています。
いずれにしても、今の段階では不明瞭な部分も多く、高いお金を出して後悔するリスクを取りたくはない部分です。
光らない
ほんとにくだらない理由かもしれませんが、2015年以前のモデルを使っている人が抱えている大きな問題。
それが背面のリンゴマークが光らないという問題です。
「いや、それいる?」と思う人もいるかもしれません。
いや、あくまで個人的な意見ですが、デザインの一つとして無くしてはいけないものだったと思います。性能が似通ってきた(むしろ意図的に近づけている)iPadと比較しても、ハード面で差がつけられる数少ないポイントだと思うんですよね。
とはいえ改良点は多い
以上のように、割と買わない理由はあったのですが、今回数週間も悩んだのはこれまで買わない言い訳にしていたことがいくつか改善されたからなんですよね。
Touch Bar廃止
Appleのよくやる唐突なモデルチェンジ。
Touch Barユーザーは路頭に迷いそうですが、今回はおそらく多数派だったであろう「Touch Barいらなくない?」という意見を取り入れた形でしょう。
ソフトメーカー側もTouch Bar用の機能を作る作らないで苦慮していたところだったので、妥当な軌道修正と言えそうです。
インターフェースの充実
ここ改善しちゃったか…というところです。
正直今回いちばん気を引かれたかも。
2016年モデルから、MacBookはType-C・イヤホンジャック以外のインターフェースを廃していたのですが、ここにきてHDMIとSDスロットが復活。
これはすごくありがたいです。
私はいまだにデジカメを使うこともあるので、SDスロットは必須ですし、モニター(テレビですが…)出力することも稀にあるのでHDMIも使います。わざわざハブをつけるようなことをしたくない!という人にはうってつけの変更です。
ノッチ
一見改悪かもしれませんが、これもむしろいい点なんですよね。
スマホもそうですが、画面のベゼルを極力無くしてフットプリントを小さくするには、ノッチ搭載が一番です。いい性能のカメラを埋め込むにはそれなりのスペースが必要ですし、画面内蔵のカメラはまだちょっと微妙です。
(パンチホール?Appleがそんなダサいもの載せるとでも?)
もちろん、どうせならFace IDに対応して欲しかったという思いはありますし、違和感があるという意見は否めません。ただ、普段iPhoneで慣れてる人はそこまで気にならないのではないでしょうか。
まとめ:段々外堀を埋められてきた
今回のMacBook Proは前回のM1モデルと比較してあからさまに「Pro」感を出してきたモデルでした。
しかも、過去モデルで不評だった部分を改善してきたので、正直「まだ買い時ではない」としていた言い訳がどんどん消えていってます。ぶっちゃけ即買い替えでもいいかなあと思えるレベル。
が、きっとまだ早い…次はきっとリンゴマークの光るMacが復活する…はず…。
とかいってあっさり買い替えてそうな自分もいうので怖いところですが(え
ではまた( ^_^)/~~~
IT業界からコンサルに飛んだよくある社畜。
できるだけ人生を楽に生きるためにライフハックオタク化した。